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住宅会社の選び方と注意点① ~住宅会社の種類~

住宅会社の選び方と注意点① ~住宅会社の種類~

家を建てる際に、どの住宅会社や工務店に依頼するかは非常に重要な決断です。

今回は、2つに分けて住宅会社を選ぶ際のポイントや、信頼できる会社を見つけるための具体的な方法、そしてトラブルを防ぐための注意点について解説します。
ハウスメーカーや工務店、設計事務所などの違いを踏まえ、ご自身たちに合った会社を選ぶことが大切です。

住宅会社の種類と特徴

住宅会社の種類

家づくりを考えるとき、まず悩むのが「どこに依頼するか」ではないでしょうか。

住宅会社には、全国的に広く展開しているハウスメーカー、地域密着型の地元の工務店、そして独自のデザインが得意な設計事務所といった選択肢があります。それぞれに特徴があり、選ぶ先によって家づくりのスタイルやプロセスが大きく変わります。

今回は、これら3つの住宅会社の特徴を掘り下げて、どんな方にどの選択肢が適しているのかを詳しく見ていきましょう。

ハウスメーカー

住宅の設計、製造、施工、販売を一括して行う大手の住宅建設会社のことです。

全国規模で展開しているため、知名度が高く、豊富な実績と安定した品質が特徴です。自社基準の品質管理や長期保証が整っていたり、耐震や断熱などの先端技術も充実していたりすることも多いです。

 

【メリット】

安定した品質と保証:多くの棟数を建てていることもあり施工の品質が安定しているため、長期保証の制度も整っています。

アフターサービスが充実:定期点検やリフォームなどのサービスが手厚いところが多いです。

最新技術の活用:省エネ性能や耐震性能などの先端技術が導入されていることも多いです。

【デメリット】

・小規模の工務店や設計事務所に比べると、コストが高めの傾向があります。

・規格化されたプランが多いため、自由設計を希望する場合には制限があることも。

・全国展開が多いので、地域の風土に合わせた設計やデザインに対応しづらい場合もあります。

 

ハウスメーカーがおすすめな方

・安心感や信頼性を重視する人:大手ならではの実績やアフターサポートが充実しているため、長期的な安心感を求める方に向いています。

・効率的かつスムーズに家を建てたい人:標準化されたプロセスと経験豊富なスタッフにより、スムーズな進行を重視する方に最適です。

・予算や資金計画の明確さを重視する人:見積もりが明確で追加費用のリスクが少ないため、予算管理を重視する方におすすめです。

地元の工務店

地域に根ざした建設業者です。

地元密着型ということもあり、土地の特性に詳しく、融通の利く設計ができます。また、地域に根ざした信頼感や柔軟な対応力も大きな強みであり特徴です。自由度の高い設計が可能ですが、保証やアフターサポートが会社によって異なるため、信頼できる工務店選びが重要です。

 

【メリット】

・コストパフォーマンス:大手に比べて宣伝費や中間費用が抑えられ、コストが安く済むことが多いです。

・柔軟な設計対応:規格化されたプランが少なく、オーダーメイドに近い住宅設計が可能です。(規格化に特化した工務店もあります。)

・地域性への対応:地域特有の気候や文化に合った家づくりが得意です。

 

【デメリット】

工務店によって品質や保証の内容が異なるため、品質や保証が安定していない場合もあります。そのため、実績や評判を確認するといいかもしれません。

規模が小さいこともあり、アフターサポートが充実しておらず不安定な場合もあります。ただ工務店ごとに内容が異なるため、中にはアフターサポートに力を入れている工務店もあります。

大手メーカーに比べて技術導入が遅い場合があり、最新技術や規格に対応していないことも。

 

地元の工務店がおすすめな方

・予算を抑えたい人:大手メーカーと比べると中間費用が少なく、コストパフォーマンスが良いことが多いので、予算内で理想の家を建てたい方に向いています。

・地域密着の家づくりがしたい人:地元の気候や土地柄に合った家を求めている人には、地域の事情に詳しい工務店が最適です。

・柔軟に対応してほしい人:既製品ではなく、細かなオーダーや個別の要望に応じてほしい人は、柔軟性が高い工務店が向いています。

 

設計事務所

建築家や設計士が所属し、建物のデザインや設計を専門に行う事務所です。

注文住宅において一から設計を行い、住む人のライフスタイルや好みに合わせたオリジナルデザインが実現できることが特徴です。個性を重視するため、他にはない家づくりが可能で、細部までこだわりたい人に向いています。一方で、コストや工期が長くなりがちで、アフターサポートは施工業者に依存する場合があります。

 

【メリット】

・デザインの自由度が高い:細部まで要望に応え、こだわりのあるデザインが実現可能です。

・唯一無二の家が建てられる:住む人のライフスタイルに合わせたオリジナルの設計ができます。

・専門的なアドバイスが受けられる:建築士と直接相談できるため、専門的な視点からのアドバイスが得られます。

 

【デメリット】

デザインの自由度が高い分、設計費用がかさみ高くなりがちなことがあります。

細かくオーダーメイドで設計するため、工期が長くなりがちなことがあります。

設計後のメンテナンスは施工した工務店に依存する場合も多いため、対応のバラつきがある。

 

設計事務所がおすすめな方

・デザインや個性にこだわりたい人:設計事務所はオリジナリティの高いデザインを得意とするため、個性を重視する人に向いています。

・細部まで相談しながら進めたい人:直接建築士と話しながら進められるため、家づくりに強いこだわりを持っている人や、細かい部分まで相談したい人には理想的です。

・唯一無二の家を求める人:自由度が高く、プランが完全オーダーメイドになるため、他にはないオリジナルの家が欲しい人に適しています。

まとめ

今回は、ハウスメーカー、地元工務店、設計事務所と大きく3つに分けてご紹介しました!

ここでの内容はあくまでも代表的なものになるため、実際はそれぞれの住宅会社へ直接、会社の特徴や重視していることなどを聞きに行くのが一番いいかと思います。

 

お家づくりは人生で一番大きなお買い物です。

ハウスメーカー・地元の工務店・設計事務所とそれぞれでメリット、デメリット、魅力などを含め、自分たちの希望や大切にしたいこと、また家づくりの優先事項に合った選択をするこが大切です。

 

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